こんにちはオトタマです。
Adobe Premiere Proでマスクを使ったレイヤー合成の方法を書きます。
使用ソフトはAdobe Premiere Pro CC 2018です。
【 素材を用意 】
背景画像
キャラクター画像とマスク
テーブル画像とマスク
この素材をレイヤー合成してみます。
[ 合成画像 ]
【 Premiere Pro CCのタイムラインに配置 】
注)配置は下記の方法以外でも可能ですが、設定が変わります。この方法は、 あくまでも私がわかりやすいと考えている方法です。
・全ての素材を読み込み、次の順序で配置していきます。
画像にある物を現実世界で配置すると考えた場合、(最前面)テーブル > キャラ >背景(最後面)の順になるので、
V1:テーブル画像
V2:キャラ画像
V3:背景画像
の順に配置して、マスクはV4、V5に配置します。
V4:キャラのマスク
V5:テーブルのマスク
【 マスクを適用 】
・どの画像にどのマスクを適用するかは以下の考え方をしてください。
1.背景の前にはキャラとテーブルがあるので、キャラとテーブルのマスクを適用する。
2.キャラの前にはテーブルがあるので、テーブルのマスクを適用する。
3.テーブルの前には何もないので、マスクを適用しない。
< 背景画像へ適用 >
・背景画像を選択して、エフェクトパネルを開き、キーイングフォルダーのトラックマットキーをダブルクリックすると適用されます。
・背景画像にはキャラとテーブルのマスクを適用するので、ダブルクリックを2回してトラックマットキー項目を2つ追加します。
・1つ目のトラックマットキー:video5、ルミナンスマット、反転にチャック
2つ目のトラックマットキー:video4、ルミナンスマット、反転にチャック
< キャラ画像へ適用 >
・次にキャラ画像を選択して、同様な方法でトラックマットキー項目を追加しますが、キャラ画像にはテーブルのマスクのみ適用するので、トラック マットキーを1回ダブルクリックしてvideo5、ルミナンスマット、反転に チャックを入れます。
これで、上記の合成画像になります。
【 キャラクター画像を切り替え 】
次にキャラクターの画像を切り替えてみます。
1.背景とテーブルの画像とマスクのデュレーションを延ばします。
2.空白部分にキャラの別画像、マスクを配置します。
3.別画像にトラックマットキー項目を追加しますが、エフェクトパネルを呼び出すのが面倒なので、前のキャラ画像を右クリックして [コピー]を選択、追加した別画像を右クリックして [属性をペースト] を選択すると追加した画像にトラックマットキーが適用されます。
上記の方法で作成したアニメーションです。
第2話 CG娘との会話がかみ合いません【バーチャルYouTuber】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。