今回のお題はNamco Suzuka 8 hours 2 アーケードです。
でかい基板です。
フロントのネジを外すと基板が引き出せます。
基板2枚をコネクタで繋いでいます。
保護ケースの内側に木製のレールが付いていて、2枚の基板がずれないように保持しています。
基板側にも2枚の基板を固定するための4本の支柱がありますが、2本折れていました。
まぁ、保護ケースがあれば、支柱はなくても大丈夫ですが…
まず、インターネットでマニュアルを探すとNamco Suzuka 8 hours(Version1)の英語版のマニュアルが見つかりましたので、配線図を確認。
手書き…しかも見にくい…
2つのコネクタがあり、1つは一般的なJamma配線で、電源・映像出力・スピーカー・テスト・サービス・コインが配線されています。
基板側が1、2、3 … で、はんだ側がA,B,C…の番号です。
もう1方は拡張48ピンのコネクタ―です。
ここで、アナログコントローラーの配線がされています。
ここで注意が必要なのは番号で、基板側がB1、B2、B3…で、はんだ側がA1、A2、A3…になっています。
基板側がA番だと勘違いすると5VとGNDを反対に付けてしまいます。
図面が見にくいので、表を自作しました。
アナログスイッチは例えば、アクセルの配線が3本あり、5V(24A)・GND(24B)・可変線(22B)となります。
図面だとA1,B1~A20,B20の部分も配線していますが、これは実機のダミーバイクの配線です。
Jamma56ピンはピッチが3.96mmですが、48ピンコネクタはピッチ2.54mmです。
48ピンコネクタは市販されていますが、ナムコの純正コネクタと少し形状が違います。
市販のコネクタの余白より、基板側の余白が大きいので嵌らないと思います。
私はピッチ2.54mmの56ピンコネクタで代用しました。
そのままだとJammaコネクタと接触してしまうので、端を切り落としました。
A1,B1側のピンを8本折りました。
私のやり方だと基板のA24,B24側とコネクタの55,56ピンを合わせているのですが、位置が少しずれています。
テスターで導通チェックして問題なかったので良しとしましたが、本来はA1,B1側のピンとA24,B24側のピンを折って、残した48ピンの位置を正確に合した方がいいです。
アナログスイッチは下記の「いろいろや ひげねこ堂」さんのパーツを使用するのが良いと思います。(アクセル、ハンドル、ブレーキを制御するのにパーツが2個必要です。)
アナログスイッチを押しボタンに変換するパーツについてはひげねこ堂さんのホームページを参照ください。
[いろいろや ひげねこ堂ホームページ]
http://www.higenekodo.jp/shop/list.cgi
[商品のページ]
http://www.higenekodo.jp/shop/list.cgi?category=parts&file=1610721813
[商品の説明文PDF]
http://www.higenekodo.jp/img/drivepoteko.pdf
古いゲームでツッコミどころ満載ですが、実際にやってみるとスピード感があって、すごく楽しめました。
観客席が少ない…
コースのそばに木が植えてあるの?
夕焼けが綺麗だなぁ~
夜になると、ライトを点けます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。