今回は1991年テクモのスーパーピンボールアクションを動かしてみました。
2段の基板です。
Jamma配線ですが、コントローラーの配線が通常と異なります。
[一般的なJamma配線]
[スーパーピンボールアクションのJamma配線]
このピンボールは右フリッパー、左フリッパー、シェイク&ショットボタン2個の計4ボタンで操作します。
で、右フリッパーは一般的なJammaの1Pのボタン1、左フリッパーは2Pのボタン2…
えっ? 通常のコントローラーじゃ操作できまへんやないかい。
しかし、よく考えると、アーケード筐体のコントローラーなら…
なるほど、さすがテクモって…ムリ!!
ということで、コントローラーを作りました。
中間コネクタでコントローラーの部分だけ別配線にしています。
56ピンのエッジコネクタにカードコネクタをはんだ付けするのですが、はんだが十分に乗っているように見えても、導通していない場合があるので、電源につなぐ前にテスターで全てのピンを確認した方がいいです。
ちなみにカードコネクタはアマゾンでは見つからず、aitendoさんhttps://www.aitendo.com/で手に入れることができました。
商品名:カードコネクタ★56P★ [CC396-56P]
シェイク&ショットボタンは2つありますが、どちらも同じ動作をします。
最初に玉を発射する操作と台を揺らす動作です。
台を揺らすとは、玉の軌道が悪い時に無理やり軌道を変えてしまうことですが、実物のピンボールで激しく台を揺らすとフリッパーが動かなくなって強制終了させます。
しかし、少しの揺れならフリッパーが強制停止しないので、限界を見極めて台を揺らすのが通の技だそうです。
このピンボールは脱衣要素があります。
ゲーム自体とても良いので、脱衣は必要ないと思うのですが、1991年といったら脱衣麻雀の全盛期で麻雀に対抗するために脱衣を入れたのかな?と思いました。
ピンボールの台は4種類で仕掛けもいろいろあって楽しめます。
私が暮らしている地域ではピンボールの実機が2台残っているそうです。
その2台もデパートのゲームコーナーとかではなく、飲み屋(バー)のインテリアとして置いてあるもので、ちゃんと動くかわからないとか…
私が子供の頃はテレビゲームがなかったので、ピンボールは近所の駄菓子屋でよくやっていました。
今はゲームセンターでもビデオゲームが中心で大きくて場所をとるピンボールは置かれていないようです。
とても楽しいゲームなので、もし機会がありましたら、ぜひ遊んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。