MV-1Cはアーケード基板MVS(NEOGEO)の最終型です。
このMV-1CにNeoBiosMastaという基板を使ってUNIVERSE BIOS(UNIBIOS)を取り付けました。
MV-1Cは5年位前に海外から購入した英語BIOSの物です。
当時3000円位で購入しましたが、現在(2022年)は1万円位します。
日本語BIOS版は国内の基板屋さんで3万円位になっています。
まず、BIOSの足を小さいニッパで切ったのですが、脚の部分か小さいので、小さなニッパを使っても数本の足をまとめて切ることになり、(足を一本ずつ切るのは難しい)BIOSを取り除くと基板のパターンが部分的に剥がれてしまいました。(涙)
私はMV-1Cを2台持っていて(動作品と故障品の2台)、上記のパターンを剥がしてしまったMVSは動作品の方でした。(涙涙)
故障品のMVSについて、ニッパではなく、金属を切れるハサミを使用したところ、パターンの剥がれはありませんでした。
私が持っているハサミは割と大きめなので、できるだけ小さいハサミ(金属がきれるもの)を用意すれば作業がスムーズにいくと思います。
次にBIOSがあった部分に残った金属の足を取り除きます。
方法は半田ごてを金属の足の部分に当てて、はんだが溶けたら、こてを離すと足がこて側に付着するので、スポンジ等でこて先を拭きます。
私は動作品のパターンを剥がしてしまいましたが、NeoBiosMastaで配線するのは10番と12番だけなので、そこが問題なければ、他のパターンが剥がれても問題ないのではと予想して、NeoBiosMastaを取り付けました。
CPUにNeoBiosMastaを被せて、(向きに注意)はめ込みます。
CEの線をを10番、OEの線を12番に半田付けします。
正常に起動しました。(よかったぁ~)
10番と12番以外のパターンが剥がれても起動しましたが、本当に何も問題ないのかは電気図面の確認をしていないので不明確です。
もし、ご自身で取り付け作業される場合は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。