音声録音時のノイズ除去するソフトSpectraLayers Pro 5を使ってみた

こんにちはオトタマです。

 私はYoutubeに自作のCGアニメを公開しているのですが、音声録音時の周囲の雑音で録音のやり直しをすることが多くて困っています。

何か雑音を除去できるソフトがないか探していたところ、SpectraLayers Pro 5というソフトを見つけました。

今回は使ってみた感想を書きたいと思います。

テスト音声として「こんにちはオトタマです。」の "こんにちは" の時に机を"コン"と叩きます。

この音声ファイルをSpectraLayers Pro 5で開くとこんな感じで表示されます。

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 打音の"コン"がどこなのか、さっぱり分かりません。

左のツールから長方形選択して、雑音がある位置を大まかに選択します。①②

再生ボタン③を押すと選択した部分の音声が聞けます。

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 長方形選択範囲を狭くしていき、打音の位置を特定します。

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 このサンプルだと、再生してみると打音だけ聞こえる部分が1か所と打音と音声が混ざって聞こえる箇所がありました。

20190912195700

打音だけの部分を削除します。( DELキー )

打音と音声が混ざっている部分は左のツールから周波数選択にして、任意の周波数部分を選択して、その部分を再生してみて打音か音声か確認します。

周波数選択すると関係ないところも選択される場合があり、余分な選択部分を解除する必要が生じますが、そのやり方が少しわかりずらいので捕捉します。

その方法はブラシツールにして、上部ツールアイコンの "選択から減算" をクリックして余分な選択部分をブラシでなぞると、その部分の選択を解除できます。

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 こうして細かく打音部分を削除していけば、かなり打音が消えますが面倒です。

貴重な音源の修復などでは、強力なツールだと思いますが、私の用途だとノイズを除去するより、音声を録音し直した方が早いと感じました。

今回は説明しませんでしたが、SpectraLayers Pro 5は音をレイヤー分けすることができて、音楽データーをボーカルと楽器に分けるなどもできるので、これからも、いじってみようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 私が制作しているYoutube動画です。よかったら、ご覧ください。


リカちゃん メルちゃん じゃないよ ハルちゃんだよ 人形 CG アニメ【ほのぼの 3DCG 家族の日常】

Lightwaveプラグイン3rd powers plug-insのインストール

私はLightwave2019でYoutube動画を作っています。

 
琴音のチャンネル紹介動画【字幕付き】【3DCG バーチャルYouTuber 美少女アニメ】

Lightwaveには3rd powers社http://www.3rdpowers.com/index_jp.htmlの8つのプラグインを入れてますが、私的には、これがなかったら動画が作れなかったと思えるほど優れたプラグインです。

特にPaint Weights、Cage Deformer、LW Brushは3種の神器です。

単品でも購入できますが、私はLightwave購入時に値段が6万円位たかくなるのですが3rd powers plug-insバンドル版を購入しました。

使い方は、おいおい書いていきますが、今回はインストールとライセンス認証の方法を書こうと思います。

【プラグインのインストール】

・パッケージ内にプラグインのダウンロードサイトのアドレスが書かれた紙が入っているので、サイトからプラグインフォルダーを入手します。

・フォルダーの中味は拡張子.Pファイル(プラグイン本体)と拡張子.cfgファイル(メニュー設定ファイル)と説明文のPDFファイルです。

・拡張子.Pのファイル(プラグイン本体)を

¥Program Files¥NewTek¥LightWave2019.X¥support¥ pluginsに移します。

20190806200804

※pluginsフォルダー以外の場所に拡張子.Pファイルを置いても構わないのですが、違う場所に置いた時に誤動作することがあったので、pluginsフォルダーに置くようにしています。

・次に拡張子.cfgファイル(メニュー設定ファイル)を

¥Program Files¥NewTek¥LightWave2019.X¥support¥ template\JPNに移します。(これも、任意の場所でも構いませんが、一番わかりやすいので)

20190806200810

・LightwaveのLayoutかModelerのどちらかを起動します。

・ユーティリティタブのプラグイングループのプラグイン追加をクリックして先ほどの拡張子.Pファイルを(私の場合は8個のファイル)選択して開きます。

・[プラグインが追加されました]とのメッセージが出ます。

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※3rd powersの8つのプラグインはレイアウト用3つとモデラー用5つですが、追加するときは、レイアウトかモデラーのどちらかで、まとめて追加します。

 ・次にLightwaveのメニューに3rd powers plug-insのメニューを追加します。

< Paint Weights のメニューを追加する場合>

・LightwaveのLayoutを起動して、編集⇒メニュー編集を選択して、メニュー設定ウインドウを開きます。

・Paint Weightsはセットアップタブのメニュー群に入れるので、ウインドウ内のセットアップを選択して、右クリック⇒ブランチ入力でファイル選択画面を開き、PaintWeights_menu.cfgを開きます。

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※メニューの追加はレイアウト用のプラグインはLightwaveのLayoutで設定しモデラー用のプラグイン(LW Brushなど)はModelerのメニュー設定ウインドウで入力します。

※Paint Weightsはセットアップタブ、LW Brushは変形タブと入力する場所が決まっています。どのメニューにどの.cfgを開くか、一覧画像にしましたのでご利用ください。

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【プラグインのライセンス認証】

・追加されたメニューファイルのどれかを起動するとライセンスキーの登録画面が表示されます。

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・登録画面にはシリアル番号が表示されているので、その番号及びパッケージに入っていた紙に記載されている"プラグイン登録コード"と登録者名を記入したメールを3rd powers社に送ります。

・3rd powers社からキーファイルが送られてくるので、上の画像の①~⑤の順番でキーファイルを登録します。成功すれば"…success… "と表示されます。

※私の場合、8つのプラグインは全て同じシリアル番号で、プラグインのどれか1つでキーファイルを登録すれば、他も全て使用可能となりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タマネギスライスを大量に作って保存する方法

タマネギは血液をサラサラにして高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病の予防になるのでよく食べます。ただスライスを作るのが面倒なので、1度に大量に作って冷蔵庫に保管して4日間位かけて食べてます。

 タマネギスライスの保存方法はネットを参考にした自己流のやり方で、1年位続けてますが、特に問題はありませんので、紹介してみようと思います。

 タマネギは独特の辛味を取るために水にさらしますが、血液をサラサラにする成分(硫化アリル)が流れてしまうのと水に浸けると保存した場合に腐敗しやすくなるので、私は水を使わないです。

では私のやり方を説明します。

【使用器具】

・プラスチック製の網トレイを用意して4隅に穴をあけます。

・トレイを吊るすためのフックを製作します。パーツはホームセンターへ行けば手に入ります。

※トレイに繋ぐ部分は取り外せるようにしておきます。(トレイを洗浄しやすくするため)

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・スライサーを用意します。私が使っているのはこれです。

※ネットで調べると全く同じ形状で値段が違うものがいくつもあります。これは刃が違っていて、安いからと買ってしまうと、すぐに刃が欠けて後悔します。

見た目ではわからないので、 購入者のレビューを見て、高くても良さそうなもの買った方が結果的に得です。

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 【タマネギの辛味をとる】

・タマネギの辛味の成分は揮発性が高いので空気にさらせば、かなりとれます。

・トレイにキッチンタオルを敷いてスライスしたタマネギを乗せます。

・フックを取り付けてトレイを窓の近くに吊るします。

・できれば3時間位吊るしておくと辛味がかなりとれます。(時間がないときは1時間位でやめる時もありますが、やはり辛味が残ります。)

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・保存容器に入れて冷蔵庫では保管します。

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【注意事項】

・私は4日間位保存していますが、あくまでも私の環境においてですので、食べるときに異臭を感じたら止めるようにしてください。お腹をこわしても当方は一切関知いたしません。

・私は普通のタマネギを使います。、新タマネギは普通のタマネギより辛味が少ないですが、保存できる期間が短いので、ここに記載した方法は対象外です。

【追記】

3時間位吊るすのが良いと書きましたが、夏場窓を開けておくと、かなりの高温になりますので、夏場は明け方に作って1時間位放置にしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

私がYoutubeに投稿している動画です。よかったらご覧ください。


花子しすてむ【3DCG少女バーチャルyoutuber】

私はこれで便秘が解消されました。

今回はCGの記事ではなく、全く違う話をさせていただきます。

 私は男ですが、昔から便秘がひどく、出るのが3日から7日に1度位でした。

最近、歳をとって更に状況が悪くなり、1週間に1度が普通になりました。

しかも出すのに30分から1時間位トイレで唸っている状態になってしまい、さすがにまずいと思い、ネットを調べていろいろ試してみました。

まず、ビフィズス菌サプリメントを試してみました。

生きたままのビフィズス菌を腸まで届けるというもので、いろいろな種類が売られています。何種類か試してみましたが、私にはあまり効果がありなせんでした。

 なぜ、効果がないのか調べたところ、ビフィズス菌を腸まで届けても、彼らに働いてもらうには、それなりの報酬を与えないとやる気になってくれないらしいのです。

 腸内の善玉菌の栄養素としては、オリゴ糖が適しているという事で、それが多く含まれる食品として甘酒が良いという事でした。

という事でサプリメントと甘酒を併用することにしたのですが、サプリメントは値段が高く、私のようなボケ人間ですと、すぐ飲み忘れてしまうため、ヨーグルトに変更しました。食後のデザートで食べると習慣になります。

 ヨーグルトのビフィズス菌のほとんどは胃酸や胆汁酸によって腸に届く前に死滅してしまうので効果がないとも言われますが、できるだけ耐性が強いビフィズス菌を含むヨーグルトを食べています。

ちなみに、死滅したビフィズス菌は善玉菌のエサになるので決して無駄ではないそうです。私が愛用しているヨーグルトと甘酒はこれです。

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 これで1週間に1度という状態ではなくなったものの、便が出るのは3日に1度位のペースでした。他に便秘にいいものはないかとネットを調べるとプアール茶が良いと書かれていて、私はいつも午後の3時くらいにティータイムをとるので、そこでプアール茶を飲むことにしました。

 近所のドラッグストアーでプアール茶に別の茶葉も配合されたものがあったので買ってみました。プアール茶は独特の味で、好みもあると思いますが、私的には飽きずに飲めています。私が飲んでいるお茶はこれです。

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プアール茶を飲むようになって、以前より便意がくるようになりました。

といっても、便秘薬のような強い便意ではなく、便意を少し感じる程度なのですが、そう感じた時はトイレに行くようにしました。

 そうしている内に毎日出せるようになりました。汚い話で申し訳ないのですが、以前より便が柔らかくなったと感じます。調べてはいないのですが、出さないで腸に残っていると便が固くなると思います。そうなると腸内での便の通りも悪くなり余計出しにくくなる悪循環に陥るのだと思います。

 たまに便意が来ない日があるのですが、トイレで出そうと、ふんばれば出せるようになりました。以前トイレで1時間くらい唸っていた時を思えば、便が柔らかい段階であれば自分の意志で出すことができると気づきました。

歳をとると腹筋が弱りますが、ジムなど通う余裕はないので、毎日腹筋をしています。(たったの50回ですけど)

便秘というのは、当事者は本当につらいです。私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

 変な記事で申し訳ありませんでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 私がYoutubeに投稿している動画です。よかったらご覧ください。


はやく人間になりた~い【バーチャルyoutuber】

ZBrushとLightwaveの連携時における注意点(GoZ)

こんにちはオトタマです。

私がZBrushでモデリングしたキャラクターをGoZを使ってLightwaveに送ってアニメーションさせているのですが、初めのころGoZの使い方がわかりずらくて、よく失敗していたので、初心者のかた向けにGoZを説明しようと思います。

 本題の前に、お約束のコンテンツの紹介です。

 
#5 ことのおねえさん登場【バーチャルyoutuber】

使用ソフトはZBrush4R8およびLightwave2019。

【Gozサポートプログラムの設定】

ZBrushとの連携(GoZ)のサポートプログラムはMaya用や3ds Max用などについては、あらかじめインストールされていますが、Lightwave用は入っていないため、自分で必要ファイルをZBrush側へコピーする必要があります。

 【Lightwave用GoZファイルの設定方法】 … windows用で説明しています。

1.Lightwaveがインストールされているホルダーからサポートファイルをコピーします。

<サポートファイルがある場所> 

・C:¥Program Files¥NewTek¥LightWave2019.×.×J¥support¥3rdparty_support¥GoZにあるLightWaveLayout フォルダーとLightWaveModelerフォルダーをコピー。

2.コピーした2つのフォルダーを下記の場所へペーストします。

<サポートファイルをペーストする場所> 

・C:¥Users¥Public¥Pixologic¥GoZAppsフォルダーへペースト。

3.ZBrushを起動させて、環境設定のGoZをクリックします。

Path to LightWaveLayoutとPath to LightWaveModelerの項目が追加されているので、それぞれ選択してパスを設定します。

<指定するパス(LightWaveLayoutとLightWaveModelerの起動ファイル)>

C:/Program Files/NewTek/LightWave_2019.×.×J/bin/Layout.exe

C:/Program Files/NewTek/LightWave_2019.×.×J/bin/Modeler.exe

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 【ZBrushからLightwaveへオブジェクトを送る】

 1.ツールメニューのGoZボタン右端の[R]を押すと、送り先をLayoutまたはModelerに選択できます。

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2.オブジェクトの送り方は3通りあります。

[GoZ]ボタン:現在選択されているオブジェクトのみを送ります。

[全て]ボタン:サブツール全てを送ります。

[表示のみ]ボタン:表示状態のサブツールのみを送ります。

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【データ転送の注意点】

例えばZBrushとLightwaveのコンテンツデータをDドライブの保存用フォルダーで管理しているとします。

ZBrush側はD:¥ZBrush_Data( ZBrushモデルを保存しているフォルダ)でLightwavet側はD:¥ Lightwave _Data (LightwaveのコンテントディレクトリーでImagesフォルダー、Objectsフォルダー、Scenesフォルダーなどのフォルダーがある。)である時

例えば、D:¥ZBrush_Data内のTest. ZTLをGoZでLightwaveへ転送するとLightwave用のファイルとしてTest. lwoとTest _TXTR.tifが生成されるのですが、

Test. lwoはD:¥ Lightwave _Data\ Objectsフォルダーに送られ、

Test _TXTR.tifはC:¥Users¥Public¥Pixologic¥ GoZProjects\ Default内へ送られます。

このC:¥Users¥Public¥Pixologic¥ GoZProjects\ DefaultへはTest _TXTR.tifだけでなくTest. ZTL、Test.GoZ、Test.ztnというファイルも送られます。

【ここで注意すべきこと】

C:¥Users¥Public¥Pixologic¥ GoZProjects\ Defaultへ送られたTest _TXTR.tifは本来、D:¥ Lightwave _Data\ Imagesフォルダーに送られるべきなのですが、そうなっていません。

C:¥Users¥Public¥Pixologic¥ GoZProjects\ Default内にあるTest _TXTR.tif以外のファイルは私の用途ではあまり必要性がないファイルで、GoZを実行するとファイルがどんどん溜まってくるので、すぐにフォルダー内のデータを消去する癖があり、その時に必要なテスクチャ―ファイルも一緒に消してしまうミスをよくやっていました。

ですので、GoZを実行したら、テスクチャ―ファイルをLightwaveのImagesフォルダーにすぐ移動するようにしています。

但し、この例でのTest. lwoはテスクチャ―がC:¥Users¥Public¥Pixologic¥ GoZProjects\ Default内にあると記録されているので、Lightwaveの [画像編集]ボタンを押して画像編集メニューを表示させ、[置き換え]ボタンを押してLightwaveのImagesフォルダーへ移動させたファイルを選択してオブジェクトを保存します。(レイアウトでテスクチャ―の置き換えをした場合、シーンファイルを保存してもオブジェクトは更新されないので、メニューのプルダウンから[現在のオブジェクトを保存]を選択して保存すること。)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ZBrushで小物類を作るのにシャドウボックスは超便利

こんにちはオトタマです。

ZBrushで五芒星形のアクセサリーを作ります。

使用ソフトはZBrushはバージョン4R8です。

(リファレンス画像の作成はAdobe Photoshop CC 2018)

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 【シャドウボックスのリファレンス画像を作成】

 1.ファイルSBRef.PSDをAdobe Photoshopで開きます。

< SBRef.PSDがある場所> … インストール場所からのルートPixologic/ZBrush ×××/ZTools/ShadowBox/SBRef.PSDファイル

2.SBRef.PSDにレイヤーを2つ追加します。

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・追加レイヤー1:ガイド線を下絵にして、黒い長方形を作ります。

・追加レイヤー2:ガイド線を下絵にして、3面図を書きます。

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< 3面図の注意点>

3つの図のセンター位置と長さ、幅が合ってること。

3.レイヤーを統合しますが、そのままだとガイド線も表示されてしまうので、ガイド線は非表示にして統合します。

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 【ZBrushでの操作】

1.ライトボックスからPolySphere.ZPRを読み込みます。

2.ツールメニュー/ジオメトリ/シャドウボックスを選択します。

20190706200630

3.解像度を512にする。(解像度の数値を上げると精密になる)

4.[シャドウボックス] のボタンを押します。

5.ツールメニュー/マスキング/クリアでシャドウを消します。

20190706200634

6.Ctrlを押しながら3面図のどこかをクリックするとオブジェクトが消えます。

7.リファレンス画像をインポートします。

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8.ツールメニュー/マスキング/カラーからマスク/カラー強度によりマスク を選択します。

9.Ctrlを押しながら3面図のどこかをクリックするとオブジェクトが作られます。

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10.ツールメニュー/ジオメトリ/シャドウボックスを選択して[シャドウボックス] のボタンを押します。

【Zリメッシュでメッシュを調整】

シャドウボックスで作ったオブジェクトはメッシュが細かすぎて、ファイルが大きくなるので、調整します。

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1.ツールメニュー/ジオメトリ/Zリメッシュを選択します。

2.目標ポリゴン数を設定します。(ここでは0.5)※目標ポリゴン数を下げすぎると形状が歪みます。

3.[Zリメッシュ] ボタンを押します。

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 ZBrushで作ったキャラクターによるYoutube動画です。


#3 ことの秘密【バーチャルYouTuber】

Adobe Premiere Pro CCでマスクを使ったレイヤー合成について

こんにちはオトタマです。

Adobe Premiere Proでマスクを使ったレイヤー合成の方法を書きます。

使用ソフトはAdobe Premiere Pro CC 2018です。

 【 素材を用意 】

     背景画像

    キャラクター画像とマスク

    テーブル画像とマスク

    この素材をレイヤー合成してみます。

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20190705163533 20190705163545

  [ 合成画像 ]

20190705144034

【 Premiere Pro CCのタイムラインに配置 】

注)配置は下記の方法以外でも可能ですが、設定が変わります。この方法は、 あくまでも私がわかりやすいと考えている方法です。

 

・全ての素材を読み込み、次の順序で配置していきます。

画像にある物を現実世界で配置すると考えた場合、(最前面)テーブル > キャラ >背景(最後面)の順になるので、

     V1:テーブル画像

     V2:キャラ画像

     V3:背景画像

の順に配置して、マスクはV4、V5に配置します。

     V4:キャラのマスク

     V5:テーブルのマスク

20190705144040

【 マスクを適用 】   

 ・どの画像にどのマスクを適用するかは以下の考え方をしてください。

 1.背景の前にはキャラとテーブルがあるので、キャラとテーブルのマスクを適用する。

 2.キャラの前にはテーブルがあるので、テーブルのマスクを適用する。

 3.テーブルの前には何もないので、マスクを適用しない。

< 背景画像へ適用 > 

・背景画像を選択して、エフェクトパネルを開き、キーイングフォルダーのトラックマットキーをダブルクリックすると適用されます。

・背景画像にはキャラとテーブルのマスクを適用するので、ダブルクリックを2回してトラックマットキー項目を2つ追加します。

・1つ目のトラックマットキー:video5、ルミナンスマット、反転にチャック

 2つ目のトラックマットキー:video4、ルミナンスマット、反転にチャック

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 < キャラ画像へ適用 > 

・次にキャラ画像を選択して、同様な方法でトラックマットキー項目を追加しますが、キャラ画像にはテーブルのマスクのみ適用するので、トラック マットキーを1回ダブルクリックしてvideo5、ルミナンスマット、反転に   チャックを入れます。

20190705144030

これで、上記の合成画像になります。

【 キャラクター画像を切り替え 】

 次にキャラクターの画像を切り替えてみます。

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1.背景とテーブルの画像とマスクのデュレーションを延ばします。

2.空白部分にキャラの別画像、マスクを配置します。

3.別画像にトラックマットキー項目を追加しますが、エフェクトパネルを呼び出すのが面倒なので、前のキャラ画像を右クリックして [コピー]を選択、追加した別画像を右クリックして [属性をペースト] を選択すると追加した画像にトラックマットキーが適用されます。

20190705144044 20190705144047

20190705144053 20190705144056 20190705163542

上記の方法で作成したアニメーションです。


第2話 CG娘との会話がかみ合いません【バーチャルYouTuber】

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。